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沖縄料理のゴーヤチャンプルで全国区で知られるようになったゴーヤ。苦味が非常に強いのが特徴ですが私はあの苦味が大好きです。
夏場はあの苦味がクセになって、週に1回はゴーヤチャンプルを作っています(笑)。
そんなゴーヤですが、出回る夏の時期になると必ずこの話題が持ち上がりますね。
ゴーヤ切ったら種が赤い!初めて見た〜 pic.twitter.com/JK3CtuPd0e
— かゆみん (@sukinairoha_aka) 2016年7月4日
ゴーヤ(ニガウリ)の赤い種や黄色い実は熟れただけですよ!
私達が普段食べているゴーヤは緑色をしていますが、これはピーマンなどのように未熟果の状態で食しているから。
これが熟れてくると、徐々に黄色くなり、中の種は赤くなっていきます。(ゼリー状のモノが種を包み込む)
外側が緑の状態でも中の種が赤い場合は、切ってから初めて分かるので、この事を知らない人が見たら驚きますよね。
私もコレ(外が緑、中が赤)を初めて見た時はビックリしましたが、知り合いの有機農家さんにこの事を聞くと、なんと、それ【当たり】だそうです。
赤い種で緑のゴーヤはチョット得した気分♪

Photo byYIM Hafiz
完熟して黄色くなったゴーヤは、シャキシャキした食感やあの独特な苦味が失われていて、美味しさが感じられません。でも中の赤い種(ゼリー状の部分)は、苦味や酸味が全くなく、とても甘く、例えるとメロンのような味わいです。
普通(緑色の)ゴーヤの種は捨てるだけですが、緑色のゴーヤで中の種が赤かった場合は2度楽しめるので、【当たり】というコトなのでしょう。
よく考えてみると、ゴーヤはそもそもニガウリ(苦瓜)。その名の通り瓜科の野菜。ウリ科の仲間は他に、カボチャ(南瓜)、メロン(舐瓜)、スイカ(西瓜)など。どれも可食部は、中の黄色や赤色の部分です。
ゴーヤも昔は黄色く完熟したモノの中身だけを食べていたのかもしれませんね。